日本の伝統美を感じる館内
宿を始めるにあたって決めていたのは、歴史ある現存の古民家を移築することでした。
それは、当時の宮大工さんが手間と時間を懸けた本物の重厚さと風情がどうしても欲しかったからです。
「お客様が過ごす大切な時間を、落ち着いた心地よい空間で演出したい」
それだけをイメージして物件を探していたある時、条件を満たすいくつかの屋敷を拝見する中でまさに「ひとめ惚れ」だった古民家が、現在「萬作屋」の帳場とお食事処にあたる「母屋」として生かされています。
現在の熊本県山鹿市(旧鹿本郡鹿央村)で居住されていた、昔の庄屋屋敷です。170年以上(江戸末期)の時を経ても尚、どっしり構えた日本の伝統美を感じていただけましたら幸いです。
看板
離れ客室浴室棟入口
外観
客室
お部屋は古民家調の離れ家です。プライベートが保たれた空間で、全てのお部屋の玄関に軒先があります。田舎の田畑と山ばかりの景色ですが、ゆるりとした時間の流れる静かな滞在にはぴったりです。